こんにちはスフスフです。お盆休みもあと少し。
今日はマダニについて調べて見ました。
噛まれると何日も吸血するようですよ!
怖〜い!
マダニ生息場所
マダニは、シカやイノシシ、野ウサギなどの野生動物が出没する環境に多く生息しています。
また、民家の裏山や裏庭、畑、あぜ道などにも生息しています。

おうちの裏庭など木々が生えているところは注意が必要ですね!
マダニから身を守る服装
マダニから身を守るために、野外では、腕・足・首など、肌の露出を少なくしましょう !
首にはタオルを巻いたり、もちろん長袖のシャツが必須です!
長い靴下や手袋も大事です。
シャツの袖口は軍手や手袋の中に入れましょう。
シャツはズボンの中にINしてくださいね!
さらに!ハイキングなどで山林に入る場合は、
ズボンの裾も靴下の中に入れて履いてしまいましょう。
長靴をお持ちなら、ズボンの裾は長靴の中に入れてください。
洋服の色は明るい色がオススメです。
付いているマダニが確認しやすいです。
マダニに限らず、野生生物(蛇とか虫)が生息する場所では、
サンダルや、半袖などは身を守ることができません!

画像引用:東京都健康安全研究センター↑↓

マダニから身を守る方法
ほとんどのダニは長期間にわたり吸血します。
吸血しているマダニを無理に取ろうとすると、
マダニの口の一部が皮膚に残り化膿することがあるそうです。
もしマダニに吸血されていることに気づいた場合、
そのまま皮膚科などの医療機関で処置を受けてください。
マダニに刺されたら(噛まれたら)数週間程度は体調の変化に気をつけて、発熱などの症状が出たら医療機関で診察を受けてください。
野外活動後は上着など家の中に持ち込まないように。
お風呂場で体にダニがついていないかもチェックしてください。
マダニはまるで「できもの」のようにみえることもあります。
コロコロなどで衣服のマダニを取ることも効果があります。
虫除けの効果
マダニに対する虫除け剤が販売されています。
大手虫除けメーカーさんから出ていますので安心ですね。
しかし、虫除けの効果を過信せず、
きちんと身を守る格好をして屋外の活動をしてください。
マダニが媒介する感染症
日本に生息するマダニは52種確認されています。
その中でも48種は感染症を媒介するとされています。
ウイルスを病原体とするものとして以下の表に記載しました。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS) |
ダニ媒介脳炎 |
エゾウイルス感染症 |
キャサヌル森林 |
クリミア・コンゴ出血熱 |
ここで特筆すべきは「重症熱性血小板減少症候群 」
いわゆる「SFTS」です。
60代以上の高齢者に多く感染しています。
現在までに2013年からの統計では117名が死亡、1,071名の感染報告。
年々増加傾向です。
感染地区としては西日本に多いように推察されていますが
近頃は東日本からも報告されています。

この2種類から感染する場合が多いです。
潜伏期間が6日〜2週間ほどと結構長め。
夏場に多く発症されますが、冬期の感染も確認されます。
ウイルス感染の他にも
潜伏期間が3週間程度ある「ライム病」などもあるので、
ご注意ください。
感染動物(ネコ・犬)などからも感染
おうちのわんちゃんや猫ちゃんも感染します。
それを介して人間にも感染するのですが、
感染したわんちゃんや猫ちゃんも大切な家族です。
彼らの予防もここで調べました。
- マダニによる感染
SFTSウイルスを持つマダニに噛まれることで感染します。
最も一般的な感染経路です。- 感染した動物との接触
SFTSに感染したわんちゃんやねこちゃんの血液・唾液・体液に触れることで、他の動物に感染する可能性があります。- ヒトへの感染リスク
感染したわんちゃんやねこちゃんの唾液・体液・排泄物に触れることで、ヒトにも感染する可能性が指摘されています。
引用:池田動物病院
その後数日から2週間程度の潜伏期間を経て症状が現れます。
わんちゃんの場合
主な症状は元気・食欲の消失、発熱、消化器症状など。
感染しても無症状の時もあり、検査しないと判明しないこともあります。
この感染症での致死率は29%です。
ねこちゃんの場合
主な症状は元気・食欲の消失、黄疸、発熱、嘔吐など。
特にねこちゃんがSFTSに感染すると重症となることが多く、
致死率はわんちゃんの2倍の約60%といわれています。
マダニ予防をしていたわんちゃん、ねこちゃんでも発症しているそうです。
これを調べていると、散歩するわんちゃんにも危険がいっぱいだとわかりました。
これを読んでくださっている皆さまのお宅の大切な家族にも予防をなさっていただきたいです。
予防の方法
わんちゃんの場合
- 予防薬の投与
月に1回マダニ予防薬(錠剤タイプ・スポットタイプ)を使用しましょう。- 草むらや茂みを避けて散歩
毎日のお散歩で、草むらや河川敷・公園の茂みを避けましょう。
特に、春から秋にかけて、マダニは活発になります。- 散歩後に全身チェック
お散歩から帰ってきたら、全身をチェックして、マダニが付いていないか確認しましょう。
耳・首・わきの下、股の部分を重点的に確認しましょう。
ねこちゃんの場合
- 完全室内飼育を徹底
外に出さないのが最も効果的です。
外出を避けることでマダニとの接触を防ぐことができます。- 予防薬の投与
月に1回マダニ予防薬(スポットタイプが一般的)を使用しましょう。
お外に出る機会のあるねこちゃんはもちろん、完全室内飼育のねこちゃんにも予防が推奨されます。- 外出後にマダニチェック
お外に出た場合は、帰宅後すぐにブラッシングをして、マダニが付いていないか確認しましょう。
引用:池田動物病院
マダニ感染まとめ
・マダニ生息場所
マダニは、シカやイノシシ、野ウサギなどの野生動物が出没する環境に多く生息しています。
また、民家の裏山や裏庭、畑、あぜ道などにも生息しています。
・マダニから身を守る服装
マダニから身を守るために、野外では、腕・足・首など、肌の露出を少なくしましょう !
・マダニから身を守る方法
マダニに刺されたら(噛まれたら)数週間程度は体調の変化に気をつけて、発熱などの症状が出たら医療機関で診察を受けてください。
上着などは家の中に持ち込まないように!
・マダニが媒介する感染症
ウィルス感染の「重症熱性血小板減少症候群 」
いわゆる「SFTS」です。
潜伏期間が6日〜2週間ほどと結構長め。
・感染動物(ネコ・犬)などからも感染
わんちゃんやねこちゃんからも人間に感染します。
なのでわんちゃんねこちゃんの予防が大切です。
以上、マダニについて調べた結果でした。
お付き合いくださりありがとうございました。
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